プレジデント 2020年6月12日号 掲載

■年収400万円男性を、女性は相手にするか

石橋翔一さん(仮名)は32歳の独身で、中堅メーカーに勤める会社員だ。東京の多摩地区でアパートを借りて一人暮らしをし、都心にある本社に通勤している。会社での肩書は営業部主任。現在の年収は400万円だが、生活が安定してきたので、「そろそろ結婚したい」と真剣に考え始めた。

当然、結婚に伴う費用が必要になる。ところが、石橋さんはお金があれば景気よく使ってしまうタイプで、蓄えが少ないのがネック。社交的な性格で、同僚や取引先、友人と飲み会や遊びに行くのが大好きなせいか、交際費がやたらとかかる。トレンド情報の収集にも余念がなく、スマートフォンなどの通信費もばかにならない。

そこで、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんに相談したところ、「年収400万円の平均的な30代独身の男性の家計はこのようになっていて、本来なら結婚に踏み切れるはずです」といわれ、提示されたのが表だ。それを見た石橋さんも、「この範囲なら自分も出費を改善できて、結婚式の費用を貯められる。そして結婚生活に入っても、十分にやりくりしていけそう」といいつつ、女性に相手にしてもらえそうなことに顔をほころばせた。