プレジデント Digital 掲載

このコロナ禍でホテル業界に軒並み元気がなくなる中、ひときわ世間の注目を集めたのがアパホテルだ。新型コロナウイルス感染者の受け入れにいち早く名乗りを上げ、全国9棟のホテルを療養施設として貸し出したことに加え、一般客向けに1泊2500円〜という破格のキャンペーンを打ち出したからである。その狙いについて、アパホテル・元谷芙美子社長に話を聞いた——。

■なぜコロナ患者を積極的に受け入れたか

——新型コロナウイルス感染者の受け入れを決めた経緯について教えてください。

4月2日に政府から新型コロナウイルス無症状者及び軽症者の受け入れについて意向打診をいただきました。日本中が戦後最大の国難にあり、世界中が第3次世界大戦ともいえる大打撃を受けている中で、ホテル業界のリーディングカンパニーとして医療崩壊を防ぐためのご協力をしたい、皆さまの期待にお応えしたいという想いから、即座にお引き受けさせていただく方針を固めました。