今季セルクル・ブルッヘからフェイエノールトへと移籍した日本代表FW上田綺世。ただオランダ・エールディビジでは途中出場が主となり、25試合で5ゴール1アシストという結果となった。

ただ、エースストライカーであったメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスは今年夏のマーケットで退団が噂されており、上田綺世はその後釜として期待されている状況だ。

フェイエノールトを率いているアルネ・スロット監督は上田綺世について「我々には非常に優れたバックアップのストライカーがいる」と評価しているが、そのスロット監督はリヴァプールへ移籍する可能性が高いと言われる。

『fr12』によれば、今回その上田綺世についてサッカー番組の「Veronica Offside」で元オランダ代表の名選手ヴェスリー・スナイデルとヴィム・キーフトが批評したとのこと。

かつてインテルやレアル・マドリーなどで活躍したスナイデルは以下のように話し、上田綺世にはまだ納得できていないことを明かしたという。

「私は決して上田綺世のファンではなかった。ただ、彼は定期的に試合に出場していないことでリズムを欠いているだけかもしれない。

したがって、アルネ・スロット監督は『彼が頻繁にプレーして競争力のあるリズムに乗れば、非常に優れたストライカーになるだろう』と感じている可能性はある。

ただ、私はそれが完全に正しいとは思わない。上田綺世はまだ私を魅了することができていないのだ」

上田綺世はこのところゴー・アヘッド・イーグルス戦、ズウォレ戦、NEC戦と3試合連続ゴールを決めているが、まだスナイデルはそのプレーに納得していないようだ。

なお、キーフトも「自分は上田綺世がフェイエノールトのファーストストライカーを務められるかどうか確信できない」と話しており、「高く評価しているのになぜあまりプレー時間がないのか」とスロット監督の方針にも疑問を呈していたようだ。

今季エールディヴィジで23ゴール6アシストを決めたサンティアゴ・ヒメネスには現在チェルシーやアーセナルなどのビッグクラブが接近していると言われ、かなり高額な移籍金で売却される予定だという。