2022年からアーセナルでプレーしている日本代表DF冨安健洋。

左右の両サイドバックとセンターバックでプレーできるユーティリティ性とソリッドなパフォーマンスはミケル・アルテタ監督からも高く評価されている。

その冨安はABEMAのインタビューでこんな話をしていた。

「間違いなく、アーセナルに来て、アルテタ監督に教わるようになって、サッカー観は変わりました。より細かいところまで考えさせられるなと。こういう考え方があるんだっていうことには驚きはありましたね、最初は。

(サッカー観が変わったところは)もともとはもっと個人的に考えていたというか、個人戦術で打開していく、ボールを奪う、だったんですけど。

アーセナルに来て、アルテタ監督に教わるようになってからは、個人戦術だけじゃなく、11人全体のチーム戦術で勝っていくというところは新たな学びでしたね。

(そうなったのは監督の言葉や指導など)全てですね、ミーティングのなかでもそうですし、グラウンド上での指導もそうですし」

アルテタ監督のもとで、個人戦術だけでなく、チーム戦術で勝利を目指すという新たな考えに触れたようだ。

近年のプレミアリーグはジョゼップ・グアルディオラ監督のマンチェスター・シティとユルゲン・クロップ監督のリヴァプールがしのぎを削ってきた。

グアルディオラ監督は今季限りでクロップ監督がリヴァプールを去ることへの寂しさを口にしつつ、「アルテタが彼の意志を引き継ぎ、我々をさらにレベルアップさせてくれるはずだ」とも述べている。

今後はペップのシティvsアルテタのアーセナルがプレミアリーグの軸になるかもしれない。