2日、シャオミはオンラインで新製品発表会を開催した。発表会にはシャオミのグローバル部門・東アジア地域ゼネラルマネーであるジャースティーブン・ワン氏が登壇し、2つのスマートフォン「Mi Note 10 Lite」「Redmi Note 9S」を発表。この2つの製品の特徴は圧倒的に低い価格設定だ。なかでもRedmi Note 9Sは税別24,800円と、2万円台ながら4つのカメラを搭載したコストパフォーマンスに優れた製品だ。

シャオミの新製品、Redmi Note 9S

スティーブン・ワンゼネラルマネージャーがオンラインで説明を行った

Redmi Note 9SはSoC(チップセット)にクアルコムのSnapdragon 720Gを搭載。ディスプレイは低価格モデルにしては大型・高解像度な6.67インチ2400x1080ピクセル。本体サイズは165.75 x 76.68 x 8.8mm、重量は209gと片手でも十分持てる大きさだ。本体カラーはインターステラグレー、オーロラブルー、グレイシャーホワイトの3色。背面もゴリラガラスに覆われており美しさと強度を両立している。

メインカメラは4800万画素で4K動画の撮影にも対応、暗所での撮影性能も高めている。また風景の撮影などに有利な800万画素の超広角カメラも搭載している。さらに500万画素のマクロカメラも搭載しているため、草木や小物などを2cmという至近距離で撮影できるのだ。そして4つ目のカメラとして200万画素の深度測定カメラを搭載し、ボケのあるポートレート写真も自在に撮影できる。本体価格からは想像できないほど高いカメラ性能と言えるだろう。

4800万画素を含む4つのカメラを搭載する

低価格スマートフォンはアップルが「iPhone SE」を4万円台(税別)で出しているものの、カメラは1つしかない。またファーウェイの「P30 lite」のような人気機種でも3つ搭載するモデルが多い。Redmi Note 9Sは2万円台ながらも超広角、マクロ、ボケと本格的な撮影もこなせるカメラを搭載しているというわけだ。

視野を遮りにくいインディスプレイフロントカメラは1600万画素。セルフィー撮影にも強い。背面もディスプレイ面もカメラがセンター部分に位置しており、左右対称の美しいデザインになっているのも特徴だ。バッテリーは5020mA。電源ボタンは本体サイドに配置され指紋認証センサーも兼ねる。本体下部にはUSB端子に並びヘッドフォンジャックもあるため市販のヘッドフォンがそのまま使える利点もある。

製品はメモリ構成により2種類。価格と販売時期は、RAM4G+ROM64GBモデルが24,800円(税込)、RAM6GB+ROM128GBが29,800円(同)で6月2日予約開始、6月9日から発売となる。

2つのモデルの販売ルート

Mi Note 10 Liteは2019年12月に日本で発表した1億800万画素カメラを搭載するカメラフォン「Mi Note 10」のライトモデルとなる。SoCはクアルコムSnapdragon 730G、ディスプレイは6.47インチ2340x1080ピクセルで指紋認証センサーも内蔵する。本体サイズは157.8 x 74.2 x 9.7mm、204g。本体カラーはミッドナイトブラック、グレイシャーホワイトに加えて新しいネブラパープルが加わる。背面はこちらもゴリラグラスに覆われた美しい仕上げだ。

新色も加わったMi Note 10 Lite

カメラは6400万画素、800万画素(超広角)、200万画素(マクロ)、500万画素(深度測定)とこちらも4つを搭載する。メインカメラは4Kビデオに加え960fpsの超スローモーション撮影もできる。またVlogモードでSNSで手軽にシェアできるビデオクリップの作成も可能だ。Redmi Note 9Sのカメラをより高画質にしつつ、ビデオ性能も高めているのが特徴だ。SNSでは動画をシェアするケースも増えており、動画撮影をメインに考えているユーザーにはMi Note 10 Liteが向いていると言えるだろう。


Redmi Note 9Sより高画質な6400万画素カメラを搭載

有機ELのディスプレイは時計などを常に表示できるオールうぃえず・オン・ディスプレイ機能を搭載。写真や絵を表示できる楽しい機能も搭載した。価格はRAM6G+ROM64GBモデルが39,800円(税込)、RAM6GB+ROM128GBが44,800円(同)。発売はRedmi 9Sと同じで、下位モデルが2つのルート、上位モデルはそれ以外のルートからとなる。予約開始は6月2日、発売は6月9日からだ。

ディスプレイに写真や絵を表示できるオールウェイズ・オン・ディスプレイ

日本のSIMフリー市場で販売されるスマートフォンの数は年々増えて降り、中国メーカーの製品も当たり前の時代になった。シャオミの今回の新製品は複数のカメラを搭載しただけではなく質感も高く、ライバルとなる他のメーカーにとっても脅威となる製品と言える。日本のSIMフリースマートフォン市場に価格破壊をもたらすエポックメーキングな製品になりそうだ。

(TEXT:山根康宏)