他人の住宅に侵入し、小中学校のアルバムや女性用下着などを盗んだ疑いで警察は「三原やっさ祭り」実行委員長の男を再逮捕しました。男は別の面識のない女性の自宅敷地内に侵入したとして、13日に逮捕されていました。

住居侵入と窃盗(空き巣)の疑いで再逮捕されたのは、三原市明神2丁目の会社役員・原隆貴容疑者(39)です。

警察によりますと原容疑者は去年10月9日午後8時分ごろから午後10時ごろまでの間、三原市内の被害者宅に侵入し、アルバムなどを盗んだ疑いがもたれています。

警察の調べに対して原容疑者は黙秘しているということです。

警察は原容疑者について、別の面識のない女性の自宅敷地内に侵入したとして13日に逮捕し(14日釈放)、自宅や関係先を捜索するなどして捜査していました。原容疑者と今回の被害者は面識はないということで、警察は性的な目的で被害者宅に侵入した可能性があるとみて、さらなる余罪などを含め詳しく捜査しています。

原容疑者は三原青年会議所の特別理事で、関係者によりますと、三原市で毎年行われる「三原やっさ祭り」の今年の実行委員長だということです。

実行委員長が逮捕されたことを受け、三原やっさ祭り実行委員会はホームページで、「市民の皆様からの想いをお預かりし、本年度の開催に向け準備を進めている中での本件の発生は、市民の皆様をはじめ関係各所への信頼を裏切る行為であり、多大なご迷惑をお掛けしていることを心より深くお詫び申し上げます。」とコメントしています。