開幕から１年の19日オープンへ「Ｇ７広島サミット記念館」準備進む

G7広島サミットの開催から1年となる今月19日のオープンに向け、サミット展示施設の準備が進んでいます。

広島市の原爆資料館東館の北側のエリアでは木製のパーツが持ち込まれました。

去年のG7広島サミット初日、宮島の岩惣でのワーキングディナーで使用された円卓です。直径は3.1m、44のパーツを組み立てていきます。

G7の首脳たちが書いた芳名録のレプリカも設置されました。

「G7広島サミット記念館」は、111平方メートルの敷地に写真パネルなど合わせて96点が展示されます。

官民でつくる広島サミット県民会議がおよそ5000万円かけて整備し、管理・運営は広島市が行います。

サミット県民会議事務局　山中ゆかり 総務課長
「若い人にぜひ見てもらいたい。各国首脳の思い、広島の思いを県内外の方に知ってもらい、感じてもらいたい」

一般公開はサミット開催から1年となる今月19日からで、開設期間は次に日本でサミットが開催される2030年の12月末までとしています。

入場は無料で、年間20万人の来場が見込まれています。