入札情報を特定の業者に漏らした疑いがあるとして、警察は広島県尾道市役所の男性職員らから事情を聞いていて、容疑が固まり次第逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

捜査関係者によりますと、尾道市役所に勤務する50代の男性職員は、去年尾道市が発注した工事に関する入札情報について、特定の業者に漏らして入札の公正を妨害した可能性があるということです。

警察はこの男性職員から事情を聞いていて、容疑が固まり次第、きょうにもこの男性職員を逮捕する方針です。

また、警察は男性職員から入札情報を得た可能性がある、尾道市内の工事関係者の男性からも事情を聞いていて、容疑が固まり次第、逮捕する方針だということです。