自民党の裏金事件を受けて、党本部の執行部が全国を回って地元議員などと意見を交わす「車座対話」が広島市で開かれました。

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車座対話には自民党本部から 平井卓也 広報本部長が出席、午前の部では広島県連の役員18人と意見交換しました。

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自民党本部 平井卓也 広報本部長
「自民党の議員としての誇りをもって今まで仕事をされてきて、その誇りを傷つけられるような状況はよくない」

車座対話は、自民党の裏金事件を受けて党本部が全国を回り開いているもので、県連役員からは地方の声をもっと聞いてほしいなど厳しい意見が出たということです。

自民党広島県連 中本隆志 会長代理
「政治資金規正法の改正などまさに決まろうとしている最中に、車座の設定は遅いんじゃないか、もっと早く開催してほしい」

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午後からは、党の青年部や女性部と懇談しました。

自民党広島県連 平口洋 会長
「自民党の名前を出しにくいという意見もありましたし、反省の糧として前向きに進んでいくような方向を出したい」

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自民党本部 平井卓也 広報本部長
「政治資金の問題に対しても早くけじめをつけて、外交も安全保障も経済もギリギリのところに来ているので、負のスパイラルから抜けてポジティブな政治活動を目指したいと思った」

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自民党本部では、今月中に全国47都道府県を回りたいとしています。