中国で急増する独身者、その消費力に外食産業や日本企業が注目

2017年8月14日、環球時報によると、英紙フィナンシャル・タイムズは13日、外食グループが中国で急増する独身者を取り込もうと力を入れていると報じた。

国際的な市場調査会社ユーロモニター・インターナショナルの調べによると、2012年以降、中国で1人暮らしをする成人の数は16%増え、7700万人に達した。21年には9200万人にまで増える見込みだという。

中国では結婚を遅らせる人が多くなり、上海では11年には27歳だった女性の平均初婚年齢が現在は30歳になっている。一方、離婚率は高まる一方で、結婚適齢期でも独身のまま生活を送ることは恥ずかしいことではなくなり、好きなものを食べ、旅行や遊びを自由にできる存在として認知されている。

そうした独身者の消費力に日本や韓国など海外も注目している。ある企業はシングル向けの炊飯器やオーブン、湯沸かしポットなどを販売しており、中国でも11月11日の「光棍節(独身者の日)」は独身者向けの販売合戦が繰り広げられるなど、その大きな消費に期待が集まるようになっている。

ただ、中国では1人で食事を取ることはまだまだ世間体が良くなく、外食グループは苦戦が続いている。中国のある火鍋料理チェーン店は、独身者が1人で食べに来ても疎外感を得にくくできないかと大きな熊のぬいぐるみを用意するなど、各店とも独身者を取り込もうと力を入れているという。(翻訳・編集/岡田)

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