韓国・現代自の高級セダン、販売記録を更新の一方で欠陥の苦情相次ぐ

2017年7月30日、韓国の自動車情報サイト「CARGUY」によると、韓国の自動車大手・現代(ヒュンダイ)自動車の高級セダン「新型グレンジャー」が7カ月連続で1万台を超える販売実績を記録する一方で故障の苦情が相次ぎ、販売に注力するあまり品質・安全を軽視する同社の姿勢が問題になっている。

現代自は昨年10月に第6世代新型グレンジャーを披露、契約開始初日に1万6000台、営業日14日で2万7000台を超える購入契約を集め、韓国を代表する準大型セダンの人気を実感させた。新車投入効果は今年に入っても続き、グレンジャーは7カ月連続で1万台以上の販売という大記録を達成している。

その一方で、深刻な品質問題が露呈している。シートのしわ、ヘッドランプの冷却ファン異常、後部座席の雑音、アラウンドビューモニター不良など、発売序盤から消費者の苦情が絶えないのだ。

特に最近は、同社モデルでは初搭載の全輪駆動8段自動変速機の欠陥が問題となり、「ギアが5段で固定されてしまう」と、多くのユーザーがネットで指摘している。5段に固定されたギアは、手動モードでアップもしくはダウンシフトを試みても他のギアに入らず、表示パネルにも異常がみられたという。また一部の消費者は、ギアが8段に固定された後、ギアダウンできない症状も訴えている。

幸いにもこうした欠陥が原因とみられる大きな事故は発生していないというが、記事は「問題は社側の対応だ」と指摘している。現代自は、問題があった既存部品の改善品を造ったにもかかわらずリコールを行っていない。無償保証期間のため、自らディーラーを訪れた消費者には無償修理サービスが行われるが、その他の客は不快感を抱えながら車に乗らざるを得ないのが現状だ。

また一部では、消費者側の問題も指摘されている。粘り強く交渉さえすれば無償で部品を交換してもらえるのをいいことに、さらに過剰な要求をするケースが問題となっているのだ。そのため現場で働いている現代自の従業員と、「良心的な消費者」間の摩擦まで深刻化しているという。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは、現代自動車への批判が多く寄せられると思いきや、コメント欄には「現代の車に乗るなら故障で文句を言ってはならない。現代の車に故障は付きもの」「現代の車を選んだことが間違い」「こんなこと、昨日今日に始まった問題じゃないだろう。分かっていたはずだ」「現代の車を選んだ段階でリスクを取ったということ」など、現代自を選択した消費者側への厳しい意見が多く並んだ。

一方で、「変速機のような重要な部品を、検証もせずに製品に載せているのか」「やはり現代の車だけのことはある」など、現代自動車への批判の声もみられた。(翻訳・編集/三田)

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