2020年1月15日、中国メディアの観察者網は、広東省に続き江蘇省も2019年のGDP(域内総生産)が10兆元(約160兆円)の大台を超えたと伝えた。

記事によると、江蘇省の呉政隆(ウー・ジョンロン)省長は、2020年の省区市レベルの両会(人民代表大会・政治協商会議)での政府活動報告の中で、「2019年の江蘇省のGDP成長率は約6.4%、規模は10兆元(約160兆円)に達する見込み」と発表した。14日の時点で先に広東省の馬興瑞(マー・シンルイ)省長が2019年の広東省のGDP成長率を約6.3%、規模を10兆5000億元(約167兆円)と発表したため、江蘇省は広東省についで2番目の「10兆元クラブ」の仲間入りを果たした。また、江蘇省は省内全13地級市が3000億元(約4兆7870億円)以上のGDPを達成した唯一の省になる。

中国メディア・人民網日本語版の記事によると、昨年の省区市レベルの両会(人民代表大会・政治協商会議)での政府活動報告において、江蘇省、広東省ともGDPが9兆元(約144兆円)を超えたと発表しており、今年に入って10兆元(約160兆円)に届くかどうかが話題になっていた。昨年江蘇省が達成したGDPの9兆2000億元(約147兆2000億円)という数字は、一国の財政に相当するほどの規模で、世界13位のオーストラリアの経済規模を超えている。

記事によると、江蘇省の呉政隆(ウー・ジョンロン)省長は、昨年3月21日に発生した江蘇省塩城市響水県の江蘇天嘉宜化工の工場爆発事故について、報告の中で二度触れ、「化学工業の安全生産と環境保護について全面的に取り組む」と述べた。また来年以降の目標として、「GDP成長率6%台を維持」「社会消費小売総額を7%に増加」「都市部の就業人口を120万人以上に増加」「失業率を4%から5%台に調整する」と発表した。(翻訳・編集/原邦之)