アフリカ豚コレラで102万頭を殺処分、秋以降は肉価格が過去最高に

中国農業農村部が23日に行った記者会見で、同部畜牧獣医局の王俊勲(ワン・ジュンシュン)副局長は、中国では2018年8月にアフリカ豚コレラが発生して以来、4月22日までに感染例が129件あり、豚102万頭を殺処分したと発表した。飼育頭数の減少などで2019年10−12月には豚肉価格が過去最高値になる見通しという。

王副局長によると、2019年になってからの感染事例は30件で、全国31カ所の省レベル行政区のうち、流行がおさまったという。また、18年8月以来の感染例129件のうち、119件については感染ルートが判明した。また、中央政府は殺処分の対象になった豚飼育業者に、6億3000万元(約105億円)の補助費を支給した。

王副局長は、同問題について「多くの作業と努力をしたが、アフリカ豚コレラが養豚業全体に及ぼした打撃は極めて深刻」と説明。3月には豚の飼育頭数全体と母豚の飼育頭数が共に急減する現象が明確になった。

飼育頭数の「ダブル減少」は過去10年近くで最大という。王副局長は、年後半には豚肉の需給が逼迫し、農業農村部としては10−12月期には過去最高だった2016年を上回ると予測していると説明した。

アフリカ豚コレラの問題には関心が高く、記者会見中でも関連部分だけを23日付で速報した中国メディアもある。(翻訳・編集/如月隼人)


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