なぜ?中国人が中古品に注目―米メディア

2019年9月16日、環球時報は米ブルームバーグの記事を引用し、中国の中古市場について紹介する記事を掲載した。

記事は、中国人消費者の買い物熱は30年間続いてきたが、債務増加や物価上昇、貿易戦争の影響で下火になってきたと説明。「これは中古品にとっては福音かもしれない」と述べ、中古品は中国経済において潜在力を秘めた分野の一つだと伝えた。

記事によると、14年から18年までの間に中国の中古市場規模は450%以上増加し、1000億ドル(約10兆8000億円)になったという。そして、この猛烈な成長を引っ張ったのは中古ショップではなく、「科学技術企業」だと記事は紹介。「ECサイトやSNSなどの分野での優位性を利用して中古品に対する悪いイメージを払拭し、財布の中のお金がわずかと感じても消費できるよう中国人を助けた」と述べた。

記事は、1980年代に中国で中古市場の盛り上がりが見られたと指摘。業者は先進国から衣服やパソコンなどさまざまな中古品を輸入したが、中国政府による規制と中国人消費者の収入の増加がこうした貿易を抑制したという。

ただ、地方の小都市や農村では国内のより豊かな地域から来た中古品の人気が続いており、記事は「今、中古品に対する中国人の興味が再燃している」と紹介。その理由の一つとして「中国人消費者が持続可能な消費へ転向していること」を挙げた。最近のある調査では、51%の都市部住民が「環境改善のためにレンタル商品や中古品を利用したい」との考えを示したという。

また別の理由として、「物価の上昇により、一部業界の商品は消費が落ちていること」が関係していると記事は説明。例えば、服飾業界では販売数が明らかに減少しているという。

記事は、「科学技術企業が設立した中古品取引のプラットフォームは、売買体験を提供するだけでなく、各種団体と社会ネットワークを結ぶものとなった。来年には中国の中古取引市場のユーザーが8000万人にまで増加する見込み」と紹介。中国経済の成熟に伴い、多くの不用品が捨てられているが、「かつては悪く言われた中古品が、大きな利益をもたらす商売になるかもしれない」と記事は結んだ。(翻訳・編集/山中)


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