2020年4月29日、中国中央テレビは、新型コロナウイルスによる日本経済への影響について、安倍晋三首相が世界恐慌時より厳しいと発言したことを報じた。

同テレビの微博アカウントは、28日の衆議院予算委員会に出席した安倍首相が「(1920年代の)大恐慌の時よりも精神的には厳しい状況になっている」と述べ、現在の状況で経済活動を再開すれば健康や生命に影響が出るとした上で、ウイルス感染の終息が最優先課題であるとの見解を示したことを伝えた。

安倍首相による「大恐慌時より厳しい状況」という発言は中国のネット上でも注目され、微博のキーワードランキングで一時2位に入った。

この発言について、中国のネットユーザーは「牛乳を捨て、石油を投げ売り、ビールを捨て、ジャガイモを捨て、ブタを埋める。今年は本当に災難の年だ」「本当に今年中にウイルスが消えないと、経済どころか生活にまで大きな影響が出てしまう」「20世紀は大恐慌の後に世界大戦が起こってしまったが……」「積極的にウイルス対策を講じてこそ、経済はスピーディーに回復する」といったコメントや、「いくら脱亜入欧したとしても、日本の根本的な部分には東洋文化の影響がある」「現実に直視するという点では日本人の方が米国人よりずっと上だ」といったコメントを残している。

また、ウイルス対策に関する安倍首相の施政については「日本は今よくやってると思う」「ウイルス対策を最重要としている時点で、トランプ米大統領よりはるかに信頼できる」と評価する声も。一方で「安倍さん、もう少ししっかりマスクできませんか」とマスクの大きさについて突っ込むユーザーもいた。(翻訳・編集/川尻)