中国紙・環球時報は30日、「米政府の支援かチャイナマネーか、米議員がハリウッドに『選択』求める法案提出へ」と題する記事を配信し、次のように伝えている。

米ポリティコなど複数のメディアが28日付で伝えたところによると、米共和党のテッド・クルーズ上院議員は同日、米国防総省と中国の検閲に対応するために内容を編集または変更するハリウッドの映画スタジオとの間の協力を阻止する法案を提出する予定だと語った。

クルーズ氏は「ハリウッドは長い間、利益を増やすために中国の検閲とプロパガンダに加担している」とし、提出する法案は「ハリウッドの映画スタジオに、米政府からの支援とチャイナマネーのどちらが必要かを選ばせることになる」とした。

米エンタメ系サイト、バラエティの28日付報道によると、米軍の各ブランチには、映像作品の脚本をレビューしたり、撮影のための機材や人員、軍事施設へのアクセスなどを提供したりするエンターテインメント・リエゾンがある。クルーズ氏の法案は、中国当局の要請に応じて映画の内容を変更しないことを求めている。国防総省は1910年以来、「アイアンマン」や「ターミネーター」「トランスフォーマー」など800を超える映画の製作を支援している。

米映画協会はコメントを避けている。米政治専門紙ザ・ヒルによると、中国だけでなくサウジアラビアなどの政府もハリウッド映画に内容の編集や変更を求めているが、中国の経済規模は米映画産業にとって特に重要だ。(翻訳・編集/柳川)