2020年8月6日、韓国メディア・韓国経済は、「韓国企業ビッグ4がサプライズ業績、日本のライバル企業を圧倒」と題した記事を掲載した。

記事はまず、2010年1月に日本の週刊誌「日経ビジネス」が韓国企業を特集し、サムスン、LG、現代自動車(ヒュンダイ)、ポスコを「四天王」と表現したこと、世界金融危機後に急成長した韓国企業の「危機克服DNA」をベンチマーキングすべきだとの結論を出したことを紹介。それから10年たち、最近、サムスン電子、LG化学、SKハイニックス、現代自動車が20年4〜6月期の業績を発表したが、「危機に強いDNAをそのまま刻んでいる。競合関係にある日本企業を圧倒した」と伝えている。

各社の営業利益を見ると、サムスン電子は前年同期比23%の増加、SKハイニックスは205%の大幅増加となっている。現代自は52%の減少だが、ライバルのトヨタ自動車が98%減、ホンダも赤字が予想されることと比べると「圧倒している」と評価している。また、「LG化学は世界の電気自動車バッテリー市場で1位を獲得し利益が131%急増したが、昨年上半期まで同市場の1位だったパナソニックは営業利益が93%激減した」としている。

時価総額の比較でも、「LG化学は新型コロナウイルスの影響が強く出た3月19日には16兆2000億ウォン(約1兆4458億円)だったのが、今月6日には48兆ウォンを超えた。一方、パナソニックは同期間に19兆3000億ウォンから25兆ウォンに増えるにとどまっている。自動車メーカー1位のトヨタは、時価総額が231兆ウォンに達したものの、3月19日に比べると1%減少している。一方、現代自の時価総額は30兆ウォン、起亜自動車と合わせても50兆ウォンにも満たないが、3月19日に比べると、現代自は90%以上の増加を記録している。サムスン電子の時価総額は339兆ウォンで、同期間に32%上昇した。上昇率はソニーと同水準だが、ソニーの時価総額は117兆ウォンにとどまっている」などと伝えている。

また、「韓国のサムスン電子、LG化学、SKハイニックス、現代自動車と、日本のトヨタ、ソニー、パナソニック、東芝の時価総額変化比較では、3月19日の韓国4社の時価総額は約337兆ウォン、日本4社は387兆ウォンだったのが、8月3日には韓国4社が470兆ウォン、日本4社が390兆ウォンで逆転している」とも伝えた。

さらに最近、韓国総合株価指数(KOSPI)が2300を突破し、新興企業向け株式市場コスダックの指数も850を超えたことを挙げ、「ビッグ4の善戦が、韓国株式市場の回復をリードした」「日経ビジネスは10年前、『韓国企業は危機にある時こそ果敢に投資し、一気にシェアを上げ、未来に備える』と評価した。4〜6月期の韓国代表企業の業績は、そのDNAが変わっていないことを示している」としている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国は政府以外は偉大だ。国民、医療陣、企業、ファイト」「世界が最悪の不況にある中で、韓国は最高の好況だ」「大統領の賢明な国政運営と防疫のおかげで、企業が被害を受けずに成長している。大韓民国ファイト」など、喜びの声が寄せられている。

一方で「キーエンス、ダイキン工業、信越化学工業、日本電産、村田製作所、ファナックはどうなの?」「自分が見たい所だけを見ればこうなる。日本は今でも雇用がたくさんあるのに、この国はアルバイトの口もないよ」「韓国の1〜4位と日本の1位、11位、13位を比較してどうするの?ホンダや日産と比べるべきでしょ」「またクッポン(極端な愛国主義)記事だ」など記事への厳しい意見や、「政治家が企業をいじめなければ、業績は倍になるだろう」などのコメントも数多く見られた。(翻訳・編集/麻江)