2020年11月26日、韓国・聯合ニュースは、韓国で昨年7月に始まった日本製品不買運動が下火となり、対日貿易赤字が再び拡大の兆しを見せていると伝えた。

記事によると、韓国の今年1〜10月の対日貿易赤字は165億6000万ドル(約1兆7300億円)だった。前年同期の164億2000万ドルより赤字規模が拡大した。

同期間の対日輸出額は前年同期比13.0%減少した206億3000万ドルで、対日輸入額は7.3%減少した371億9000万ドルだった。

日本は韓国の貿易赤字国1位で、日本との貿易で韓国は2004年から毎年200〜300億ドルの貿易赤字を出してきた。しかし昨年7月に日本が半導体・ディスプレーの主要素材3品目に対する輸出規制を強化したことで対日輸入も大幅に減少し、年間貿易赤字は2003年以降最小の191億6000万ドルを記録していた。この流れは今年前半まで続いていたが、後半になって対日輸出の減少幅は拡大する一方、対日輸入の減少幅は鈍化し、貿易赤字が再び拡大したという。

不買運動が行われていた日本産消費財の輸入も徐々に回復の兆しを見せている。今年10月の日本の対韓国自動車輸出は前年同期比90%増加した。今年10月のレクサスの韓国での販売台数は871台で前年同期比91.0%増加。トヨタは553台で35.5%増加したという。

今月13日にはユニクロが発売した有名デザイナーとのコラボ商品が大人気を博し、一部店舗に長蛇の列ができた。日本産ビールもコンビニや大型スーパーに対する供給価格を下げるなど、韓国市場再攻略に向け積極的に動いているという。

このニュースを見た韓国のネットユーザーの反応を見ると、「この流れはまだ早い。日本が謝罪してから」「不買を続けているのは私だけなの?」「一般市民にできることは不買しかない。日本政府の態度が変わる日まで続けよう」「お願いだから日本製品を買わないで」など、不買運動継続を求める声が根強い。

一方で「NOJAPANはもう飽きた」「文政権の反日扇動はもう通用しない」「日本製がいいことは事実。ビールも韓国のより全然おいしい」「完全に日本産を断つことは難しい」「結局、韓国人が不買運動をする理由はただ『みんながしているから』だった」など、不買運動反対派の声も確実に増えている。(翻訳・編集/堂本)