2021年1月22日、韓国・朝鮮ビズによると、サムスン電子が米テキサス州に100億ドル(約1兆400億円)以上を投じ半導体製造工場を建設することを検討中だと米国メディアが報じた。同社は昨年10月、サムスンオースティン半導体事業場付近に土地を購入したと伝えられていた。

米ブルームバーグが匿名の消息筋の話として「年内に着工し、2023年からの稼働を目標としている」と伝えたもので、回路線幅3ナノ(ナノは10億分の1)メートル以下の半導体も製造可能な施設となる見込みだという。

サムスン電子は30年にシステム半導体市場トップを目指すという「半導体ビジョン2030」を宣言して以降、攻撃的な投資を展開している。記事は「そのためにはファウンドリー市場1位の台湾積体電路製造(TSMC)との対決が不可避」だと指摘している。今回の米国工場建設計画も、TSMCをけん制する狙いがあると分析されているという。

ただ、サムスン側はブルームバーグに対し「まだ決定したものはない」と回答しているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「いい考えだと思う。いっそ本社をそのまま移して、サムスンが韓国経済にどれほど貢献しているか、税金を納めているかを認識させ、どうか帰ってきてほしいと言わせるといい」「徐々に韓国を出ていくといい。それが、サムスンが世界の頂点に立つ道だ。韓国は一流企業を持つ資格のない国だ」「この国に忠誠を尽くす必要はない」「いいことだと思う。外国に行った方がサムスンのためだ」「政府のせいで雇用が外国に流れていく」「国内工場をみんな海外に移して。今の政権を信じて事業を展開しても、扱いは変わらないよ」など、サムスングループトップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が先ごろ実刑判決を言い渡され収監されたことを引き合いに、「韓国の未来のためにはサムスンを引き留めたいが、この国は去った方がいい」といった内容のコメントが多く寄せられている。(翻訳・編集/麻江)