埼玉県上尾市内の中学校に通う生徒らが腹痛や下痢などを訴える事件があったことが、中国でも報じられた。

報道によると、症状を訴えたのは市内の5つの中学校に通う生徒約700人と教員18人で、生徒らからはウエルシュ菌が検出された。県は症状が出た17日の給食による集団食中毒とみて詳しい原因を調べている。

5つの中学校で出される給食は、市内にある共同調理場や各学校の給食室で調理が行われていた。当日のメニューは、広東めん、手作りシューマイ、スイートポテト、牛乳だったといい、5校で計2884人が食べたという。

中国メディアの頭条新聞は26日、「日本の5カ所の中学校で700人余りが食中毒」と題して上記の内容を報じた。

中国のネットユーザーからは、問題が発覚した日本企業のトップなどが会見でお辞儀をして謝罪することを皮肉った「急いでお辞儀せねば」「お辞儀すればすべて終わり」「お辞儀で解決できないことはない」とのコメントや、「化けの皮がまたはがれた?」「匠の精神は?」「食品安全って大事だよね」「日本でもこういうことが起きるんだ」「日本だからと信じすぎるのも良くない」といったコメントが寄せられている。

また、「検食は?」「日本の学校では校長が事前に試食するんじゃなかったのか?」といったコメントも多くの共感を集めている。中国では、衛生的で健康にも配慮されているとして日本の給食がたびたび紹介される。過去に中国の幼稚園の食堂で食品の衛生問題が浮上した際には日本の学校の「検食」の仕組みが紹介され注目を集めたほか、先日にも中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で日本の給食づくりの映像が話題になったばかりだ。なお、上記のコメントに対しては教員18人にも症状が出ていることを挙げ、「校長にも症状が出ているのだろう」といった返信が寄せられている。(翻訳・編集/北田)