離婚や不倫疑惑が報じられた元卓球選手の福原愛さんをめぐっては、日本と中国でネット上の反応が違うことが指摘されている。こうした中、中国メディアの三聯生活週刊は4日、「なぜ中国人はこれほど福原愛のことが好きなのか?」と題する記事を掲載。他にも「これを見れば中国ネットが愛ちゃん側に立つ理由が分かる」という動画が中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に上げられている。

三聯生活週刊の記事はまず、福原さんに関する最近の報道に触れ、この件が瞬く間にネットで注目されたことを指摘。その上で、福原さんに密着した日本の番組について紹介し、その幼少期からの歩みや団体でメダルを獲得したリオデジャネイロ五輪を経た後の結婚や出産、現役引退に言及した。

福原さんが微博に投稿した引退を発表する文章には「初めて中国に練習に行ったのは5歳の時でした。毎日の朝食で食べた油条(揚げパン)はとてもおいしく、今でも当時の味を覚えています」「私に練習させてくれた各省のチームに感謝します」などとあり、記事はこうした内容以外に「卓球界に孝行したい」などという少々変わった中国語のフレーズが見られたことを紹介。「これらが中国で福原さんが歓迎される理由」との考えを示し、さらに「福原さんについて中国のソーシャルメディアで最も広く伝えられている内容はおおよそのところ小さい頃の泣きながらプレーするかわいらしい姿、正真正銘の中国の東北方言、大魔王・張怡寧(ジャン・イーニン)さんとの『相愛相殺』だ」とし、「なぜ福原さんが中国でこれほど歓迎されるのかをこれらが説明してくれる」と指摘した。

一方、「これを見れば中国ネットがなぜ福原さんを自分の家の娘や姉、妹のように見なすかが分かる」という動画では、流ちょうな中国語で記者と軽妙なやり取りをする姿や、2008年の四川大地震に心を痛める姿が紹介されている。

これらに対し、中国のネットユーザーからは「かわいくて一生懸命な愛ちゃんが好き。幸せを願ってる」「本当にかわいいし善良だ」「重要なのは愛ちゃんが中国に偏見を持っていないということ。これこそがわれわれが愛ちゃんを愛する理由」「愛ちゃん、戻っておいでよ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/野谷)