新型コロナウイルスの感染拡大時期に、一気に盛り上がりを見せた芸能人のライブコマース参戦だが、中国の女優ファン・ビンビン(范冰冰)の出演を中国当局が禁じたのではないかと話題を集めている。

ネットのライブ配信で商品をPRする動画通販のライブコマースだが、新型コロナウイルスの影響で思うように芸能活動ができない中、多くのタレントも参戦して盛り上がりを見せている。2018年に巨額脱税騒ぎを起こした中国の女優ファン・ビンビンは、騒動の影響で女優復帰が進まない中、かねてからスタートしていた美容ビジネスに注力。こういったライブ配信で“ライバー”として人気を博しているが、昨今の盛り上がりの中、当局から締め出しを食らったようだと報じられている。

中国版ツイッター上に拡散された話題によると、国家新聞出版広播総局(広電総局)がこのほど、2大動画アプリの「TikTok」と「Kuaishou(快手)」をはじめ、ECサイトに対して通達を行い、過去に問題のあるタレントの起用を禁じたというもの。ファン・ビンビンをはじめ、自身の不倫が原因で俳優の夫と離婚したとされる女優リー・シャオルー(李小[王路])も、この封殺対象リストの中に含まれるとされている。

広電総局では14年、違法薬物や犯罪、不倫など社会に悪影響を与える行為を犯したタレントを、テレビ・ラジオ・映画・ネット配信から締め出すことを公表。香港メディアのアップルデイリーでは2日、この締め出し措置が最近、ますます強化されていると報じている。(Mathilda)