中国海空軍が黄海・渤海で大規模な軍事演習、習近平政権の軍改革後初

中国中央人民広播電台(中国中央人民ラジオ)が運営するニュースサイト・央広網は7日、中国海空軍部隊が同日、黄海・渤海で大規模な軍事演習を実施したと報じた。

演習目的は体系的な作戦能力、戦法の訓練、武器装備類の機能を最大限に確認するためで、各種ミサイルを数十発確認したという。記事は、同演習について軍の改革と調整後、海軍が初めて黄海と渤海で実施したもので、年度訓練計画によるものだと説明した。

「軍の改革と調整」については具体的に示していないが、習近平政権が2016年に本格化させた中央軍事委員会の組織改革や、七大軍区から五大戦区体制への変更を指すと見られる。

演習は海軍が主体になり、一部の空軍兵力が参加した。航空部隊、潜水艦、水上艦、沿岸部隊が攻防を演習した。上陸作戦や上陸阻止の演習も行ったという。演習は複数日にわたり実施したとされたが、詳しい日程は報じられなかった。

同演習には海軍の沈金龍(シェン・ジンロン)司令員(司令官)、苗華(ミャオ・ホア)同軍政治委員などが参加、中央軍事委員会訓練管理部の黎火輝(リー・フオフイ)部長、北部戦区の範驍駿(ファン・シャオジュン)政治委員らが指導した。

黄海・渤海は、中国の遼寧省、河北省、天津市、山東省などと朝鮮半島に囲まれた海域。同海域における大規模な演習は、朝鮮半島における緊張の高まりを念頭に置いていると解釈するのが自然だ。

中国人民解放軍は7月30日、内モンゴル自治区内の訓練基地で、習近平(シー・ジンピン)中国共産党総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が臨席しての、中国建軍90周年を記念する大規模な閲兵式(軍事パレード)を行った。一連の軍事力の誇示は、秋に開催される5年に1度の中国共産党全国代表大会(党大会)に向け、習近平氏の権威を誇示する意味があるとの指摘もある。(翻訳・編集/如月隼人)

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