なぜ?銃撃された脱北兵を救った韓国人医師に「人格テロ」と批判の声

2017年11月22日、南北境界の板門店の共同警備区域(JSA)で亡命する際に銃撃された北朝鮮兵士の手術を執刀した韓国のイ・グクジョン亜州大学教授が、「人格テロ」との批判を受けているという悩みを明らかにした。韓国・ヘラルド経済などが伝えた。

イ教授は15日に行われた1回目の会見で、亡命した北朝鮮兵士について「体内から50匹以上の寄生虫が出てきた」と説明した。また「ふん便による臓器汚染が深刻だ」などとも明らかにしていた。

これについて、国会国防委員会所属のキム・ジョンデ議員は17日、自身のフェイスブックに「寄生虫とふん便、胃腸のトウモロコシの情報まで公開されたが、これは兵士の人格に対するテロ行為だ」との文章を掲載して批判した。インターネット上では「(イ教授が)顕示欲を満たしている」と皮肉る声も見られたという。

「人格テロ」の汚名を着せられたイ教授は21日、韓国メディアとのインタビューで「公開した全ての情報は合同参謀本部と相談した上で決めた」と説明し、「個人情報を流出させたと批判されることは耐えられない」と悔しさをあらわにした。

感染する危険を顧みず北朝鮮兵士の治療に当たったイ教授は、2011年にソマリアに拉致された人質を救出したソク・ヘギュン船長を治療した後にも、一部から「ショーをする医師」との批判を受けていた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「そんな批判は無視するべき。北朝鮮兵士が意識を回復したというニュースを見て『韓国には本当に立派な医師がいる』とうれしい気持ちになった」「手術をする医師のストレスは相当なものだろうに、批判まで受けてかわいそう」「人格テロは言い過ぎだ」「キム議員の発言こそ『人格テロ』」「イ教授は韓国で最も尊敬されるべき医者だよ」などイ教授に対する同情の声や応援の声が多数寄せられている。

一方で「寄生虫の話は必要だったの?治療と関係のない話は慎んだ方がいい」「確かに、聞いていて気分が悪くなった」と批判に同調する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

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