米有識者らが米韓同盟の弱体化を懸念「意見の対立がひど過ぎる」

2019年1月17日、韓国・朝鮮日報は「米韓の意見対立、これ以上大衆に隠せない状況」と題する記事を掲載した。

記事によると、米ブルッキングス研究所、韓国国家戦略研究院、朝鮮日報が16日に共催した国際会議の出席者らは、米朝首脳会談を前に米韓両国から「核凍結」論が出ていることを一斉に批判し、懸念を表明した。「最近の米韓同盟の異変がこうした流れに相乗効果をもたらした」との指摘もあったという。

ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は、米韓同盟の弱体化について「政策の対立があまりにひどく、これ以上大衆に隠すことができない状況。両国は北朝鮮の脅威に対する評価でますます意見が食い違い、北朝鮮の核・ミサイル、従来の脅威への対応政策でも違いを見せている」と指摘したという。

一方で「最近の非核化交渉の進行状況と米韓同盟の弱体化は別の問題であり、甘受すべき部分もある」との意見も出ている。国家安保戦略研究院のチョ・ソンリョル元首席研究委員は「米韓同盟を強化し軍事力を強化することで交渉は維持できるが、統一できず北朝鮮が核を開発するという矛盾した状況になる」と指摘したという。

これを受け、韓国のネット上では「大統領府は国民に米韓関係を心配するなと言ったけど、大統領府こそ心配しなくていいの?」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が米国との関係を壊し始めた時から怒りが収まらない」「文大統領は日米には厳しいくせに、中国にはしっぽを振ってるように見える」「これ以上事実を隠すな。政府は黙って米国の言う通りにして」など韓国政府の動きを危ぶむ声が続出している。

そのため「米軍がなくなったら韓国は滅びるだろう」との意見もあちこちで見られ、「文大統領を弾劾しなきゃ。トランプ大統領が駐韓米軍を撤収するかも分からない」「文大統領を弾劾して、朴槿恵(パク・クネ)元大統領に戻ってもらおう」と願う声まで上がっている。(翻訳・編集/松村)


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