うそをついているのは誰だ!?襲われた女性を助けた男性に拘留処分で新展開

うそをついているのは誰だ!?襲われた女性を助けた男性に拘留処分で新展開

中国福建省福州市で、襲われた女性を助けた男性に14日間の拘留処分が下された事件について、女性を襲ったとされる男性が反論した。

事件が起きたのは昨年12月26日。趙(ジャオ)さんの説明によると、自宅の階下から物音と女性が助けを呼ぶ声を聞き駆け付けると、男性が女性の首を押さえて殴り掛かっているのを発見。女性の顔が変色していたため制止したという。その3日後、警察は趙さんが女性を助ける過程で男性を蹴り、大腸損傷のけがを負わせたとして趙さんに14日間の拘留処分を科した。傷害の罪で起訴されれば懲役4年及び巨額の賠償金が科せられる可能性もあると報じられている。

この事件は17日に中国メディアが伝えると大きな話題になり、ネット上では趙さんへの同情のコメントがあふれたほか、企業経営者の男性は総額1000万元(約1億6000万円)の支援計画を発表した。

しかし、女性を襲ったとされる男性・李(リー)さんが地元テレビ局の取材に応じ、趙さんや女性の主張に反論した。李さんは「彼(趙さん)がやってきて私を蹴ったんだ。私は玄関で立ってただけだ」と語り、記者から「そこで何をしていたのですか」と聞かれると、「ん?そこで立って…、立って遊んでたんだ」と歯切れの悪い回答。さらに記者から「理由なく蹴られたのですか」と聞かれると、「私も分からないよ!」と答えた。

事件のいきさつについては、「女性とは知り合ったばかり。その日の夜に一緒にご飯を食べて、バーで酒を飲み、10時ごろに帰宅した。女性から家まで送ってほしいと言われた」と主張した。

一方、女性は「私がタクシーに乗ったら後から乗ってきた。降りるように言ったが降りずに、家までついてきた。李さんがドアを蹴り、泊まりたいと言ってきた。拒否して押し返したが、李さんは出て行かなかったのでルームメイト(女性)が外に出て警察に通報した。それから、ドアに鍵をかけたが彼が蹴り破った」と説明。事件発生直後には「椅子で殴られてふらついた後、服を脱がそうとしてきた」とも語っていた。

この主張を聞いた李さんは「いいかげんなことを言うな。ドアは私を殴ったやつ(趙さん)が蹴り破ったんだ」とし、「襲おうとしたと言いたいのだろう。当時部屋には女性が2人いたんだ」と女性側の主張に反論した。

女性のルームメイトは「男性を家に入れないようにしたけど、蹴り破られた」とし、「怖かった。彼は部屋に泊まりたかったみたいだが、私がいることを知らなかった。その後、彼女を外に連れ出して一夜を明かそうとしていた。(李さんは)彼女の顔か額を殴った。さらに手を出したので、警察に通報した」と説明した。しかし、李さんは手を挙げたことを否定している。

通報で駆け付けた警官は、李さんと女性、ルームメイトの3人を派出所に連行し事情を聞いた。しかし、ルームメイトによると、警官からその後一切の説明はなかったという。李さんは事情聴取中に腹部に痛みを感じて病院に運ばれ、検査の結果、腸が破裂していたことが分かり手術を受けた。その翌日に警察に通報したことで、趙さんに14日間の拘留処分が科されたということだった。

テレビ局の記者が公安局に問い合わせると、「現在調査中のため取材は受けない」と回答されたという。(翻訳・編集/北田)


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