2020年2月13日、韓国・ノーカットニュースによると、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が「牛乳注射」と呼ばれる睡眠まひ剤のプロポフォールの投与を常習的に受けていたという疑惑に対し、韓国検察が捜査に着手したことが分かった。プロポフォールは手術の際などに使用されるが、乱用や中毒事例が増え、韓国では2011年から麻薬に分類されている。サムスン側は、検察が捜査に着手したことに対し、「不法に投与を受けた事実は全くない」とコメントしているという。

記事によると、イ副会長は2017年から翌年まで、ソウル市江南区にある整形外科で、睡眠まひ剤のプロポフォールの投与を常習的に受けていた疑惑が持たれている。この整形外科の看護助手の交際相手の男性がこれらの内容を情報提供し、疑惑が持ち上がったという。

サムスン側は「当該報道は、争いがある関係者の推測と誤解などに基づく一方的な主張」「今後、検察の捜査を通じて真実が明らかになることを願っている」とコメント。投与を受けた事実は認めているが、「合法的な治療である」と強調したという。

これに韓国のネットユーザーからは、「親しい医者を家に呼んで治療を受けたらよかったのに。病院に行くからうわさが出る」「イ副会長がサムスン病院のVIP室ではなくて個人病院で治療を受けたの?」「主治医も何人もいるはずなのに、個人病院に行って注射を打ったなんて」「金がある人なら、投与を受けるにしても病院に行くだろうか。『持ってこい』と言うだろう」などと、韓国を代表する巨大企業の事実上のトップらしからぬ行動に疑問の声が出ている。(翻訳・編集/関)