日本の空港で45人の中国の子どもが見せた行動に、実業家が感動

日本の空港で45人の中国の子どもが見せた行動に、実業家が感動

2019年7月21日、観察者網は、北海道の空港で中国のダンスチームの子どもたちがとった行動に、たまたま遭遇した香港一の実業家が感動を覚えたと報じた。

上海市のダンスチームの子どもたち45人が16日、日本でのコンテストに参加するために北海道に到着した。空港で子どもたちがエスカレーターに乗ろうとすると、香港の大企業・長江実業グループ創設者兼会長の李嘉誠(リー・ジアチョン)氏一行がやはりエスカレーターに乗ろうとしていた。引率者の趙維(ジャオ・ウエイ)さんと子どもたちは、相手が李氏であることに気付かなかったが、高齢者がいたことから一行にエスカレーターを譲った。すると、一行も子どもたちを先に行かせようとした。その様子を記事は「子どもが高齢者に譲り、高齢者が子どもに譲るという心温まる一幕が繰り広げられた」と表現している。

その後、趙さんらが一行と話をする中で、一行の代表者が李氏であったことに気付いた。その場は李氏に北海道で大会があることなどを説明して別れたが、その日の夜に李氏が秘書を通じて趙さんに連絡し、空港での写真を送るとともに「子どもたちと縁があると感じた。出会えてうれしい。メンバーに支援が必要な子はいないか」とのメッセージを伝えてきた。さらにやり取りをする中で、李氏は自らの慈善財団から100万元(約1600万円)を出して貧困家庭のメンバーを支援すること、今回の北海道遠征の費用をメンバー全員分負担することなどを申し出たという。

李氏の計らいに趙さんは感動を覚え、子どもたちが「おじいちゃん、ありがとう。お体に気を付けて」と感謝の気持ちを示した動画を撮影し、李氏に送った。趙さんは「みんなが感動している。寄付金はダンスの公益教育に用いる。期待に沿えるよう頑張っていく」と語っている。

ダンスの大会は翌17日に行われ、45人の子どもたちは素晴らしいパフォーマンスを見せたという。そして19日にはみんなで李氏へ送るプレゼントを買いに出かけた。みんな思い思いの品を購入する中、プレゼントに消しゴムを選んだ子もいた。その子の親は「出発する前から消しゴムを買いたいと言っていた。プレゼントは物の価値よりも感謝の気持ちがこもっているかどうかが大事」と語っており、このエピソードを知った中国のネットユーザーからは「富豪に消しゴムとは、なんとかわいらしい!」「子どもの行動から、親の教育がしっかりしているかどうかがうかがえる」との称賛が寄せられたという。(翻訳・編集/川尻)


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