2020年1月14日、韓国・YTNは、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が「朝鮮半島一帯での軍事訓練を中断しよう」と北朝鮮、韓国、米国政府に提案したと報じた。

記事によると、米ワシントンを訪問した朴市長は、外交問題評議会(CFR)の招きで「平和に向けたソウルの提案」と題した演説を行い、今年を「ソウル平和プロセス」元年にしようと国際社会に呼び掛けた。その中で「北朝鮮に対する人道的支援やスポーツ交流は断絶されている」と指摘し、米国政府に対し、対北朝鮮制裁の変化を提案したという。

また、南北首脳が合意した2032年のソウル・平壌(ピョンヤン)五輪共催に向けて「平和の雰囲気作りをしよう」と強調。北朝鮮と米韓政府に対し「朝鮮半島一帯における軍事訓練を含む一切の緊張高潮と敵対行為を暫定的に中断する」ことを提案したという。

これに、CFR側は「五輪共催は北朝鮮の意思が重要だ」として、朴市長の提案は「極めて創意的」だと評価したという。シニア・フェローのスコット・スナイダー氏は「軍事訓練をしばし留保することは、米朝間の交渉における一つの変化の潜在力はある。十分に考慮の余地がある」との見方を示したという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「まさかと思っていたことが、ついに現実になってきた。左派政権の行き着く先は結局、従北なのか?」「何を根拠にそんなことを言っているのか。北朝鮮は人権問題が解決されない限り近づいてはいけない存在なのに」「平和の雰囲気のために訓練を中断?そんな思考回路の人がソウル市長だとは」「北朝鮮がミサイルを発射した時には何も言わなかったくせに」「われわれの主敵は北朝鮮だと学んできたし、そう信じている」「北朝鮮は一生懸命に軍事訓練中なのに、こっちは休むと言うのか?自殺行為だ」「市の仕事に集中してほしい。次の大統領になれるか分からないが、国防に口を出すのはそれからにすべき」など、批判のコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)