2020年7月14日、韓国・BLOTERは「またもネットの悪質コメントによる被害者が出た」と報じた。

記事によると、韓国のインターネット放送局・アフリカTV(韓国版「ニコニコ動画」)の有名BJ(Broadcasting Jockey)だったパク・ソウンさんが死去した。パクさんの訃報は13日午後5時ごろにアフリカTVの個人チャンネルで伝えられた。

普段からパクさんはネット上の誹謗(ひぼう)中傷に苦しんでいたとされており、中でも今月3日にパクさんの元交際相手がパクさんと他のBJとのスキャンダルを暴露した際にはより一層、批判が強まっていたという。

韓国では最近、度を越えた悪質なコメントによる自殺した芸能人や政治家のニュースが増えている。そのため「実効性のある対策作りが必要だ」という声が高まっているという。

すでに韓国内の大手ポータルサイトが芸能関連のコメントを閉鎖する措置を取っているが、記事は「根本的な対策にはなっていない」と指摘している。ある市民団体関係者は「匿名性による悪質なコメントもサイバー犯罪とみなすべきだ」とし「最近ではメッセージを伝えられるチャンネルが増え、ポータルサイトの他にもプラットホームなどを通じた悪質なコメントが急増している。その対象が芸能人や政治家だけでなく、一般のクリエイターにまで拡大しているため、強力な対策作りが急がれる」と話したという。

これを受け、韓国のネット上では「悪質コメントのせいで多くの芸能人や有名人が犠牲になった。悪質コメントがなくなって、これ以上傷つく人が出ないでほしい」「意味のない悪ふざけに踊らされないで。そんな人のために命を落とすのはもったいない」と犠牲者を悼む声が上がる一方、「コメントがどの程度のものかは分からないが、本人が社会的批判を受けるだけのことをしたのは事実」との声も見られた。(翻訳・編集/松村)