中国で呼吸器疾患の権威として知られる鐘南山(ジョン・ナンシャン)氏は11日、ロイター通信の取材に対し、「新型コロナウイルスによる肺炎のピークはおそらく2月中旬〜下旬に訪れる。4月ごろには終息することを望む」と語った。12日付で中国メディア・第一財経が伝えた。

鐘氏はこのほか、中国の一部地域ではすでに感染者数の増加の勢いが収まってきていると指摘。また、ピーク時期などの予測は既存の数理モデルや最新の感染状況、ならびに政府の対策状況を基に算出したものであるとしつつ、「われわれには、なぜ今回のウイルスがこれほどの感染力を持つかが未だ分かっていない。これこそが大きな問題だ」と論じた。

鐘氏の見解に対し、中国のネットユーザーからは「4月に終息する望みがあるというのは吉報だ」「そうだ、早く終わってくれ!。こんな生活ではストレスが大きすぎる」といったコメントや、「(4月に終息したとしても)2020年、国民が豊かに暮らすことは難しくなるだろうなあ」「この数カ月間は収入がゼロ。これからどうしよう」「まあ、ひとまずは生き残っただけで良しとしよう」といった声が寄せられた。(翻訳・編集/岩谷)