2020年2月13日、韓国・国民日報は、オランダの航空会社KLM航空が新型コロナウイルスに関連して、韓国人を「潜在的保菌者」だとする、人種差別ともとれる対応をしたことが問題になっていると報じた。

記事によると、10日にオランダ・アムステルダム発の仁川行きKL885便に搭乗した韓国人乗客が、トイレのドアに「乗務員専用トイレ」とハングルで書かれた案内文を見て、「なぜ英語はなく韓国語だけで書かれているのか」と抗議した。これに対しKLM側は「新型コロナウイルスの潜在的な保菌者の乗客から守るために決定した事項」と答えたという。その後、英文を付け加えたことが分かった。

この乗客はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上に「なぜ予防のために用意された乗務員専用トイレに韓国語だけで告知したのかが重要なポイント」などとコメント。記事は「飛行機に韓国人以外の外国人乗客も搭乗している点を考えると、人種差別という批判が起きるという指摘だ」と補足した。

記事によると、この乗客から公式の謝罪を求められたKLMは、「当該乗務員にそのような意図はなかったが、乗客が差別的行為と感じたことに対しては申し訳なく思っている。内部調査を行い、再発防止に努める」とした。

これに韓国のネットユーザーからは、「韓国語だけで書かれているのは人種差別だ」「すべてのアジア人がウイルス菌を持った人種だと取り扱われている」「乗客に補償せよ」「人種差別であることは明らかなので厳重警告だけで終わらせてはいけない」「そんな航空会社は、韓国に運航できないようにしてほしい」と怒りの声が寄せられている。

また、「英語で書かれたら読めない韓国人がいるのでは?」「今後、韓国が、中国の次に感染者が多くなると思われたのか?」などといったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)