2020年2月13日、新京報によると、新型コロナウイルスに感染した後、回復した人の血漿(けっしょう)から、ウイルスを殺す抗体が見つかったと中国の製薬会社が明らかにした。

記事によると、中国生物製薬は13日夜に「新型コロナウイルスによる肺炎から回復した人の血漿中から、力価の大きいウイルス中和抗体を発見し、新型ウイルスを殺すことが実験で証明された」と発表した。実際に回復者の血漿で11人の重篤患者を治療したところ、顕著な治療効果が表れたという。

同社によれば、血漿を用いた治療は武漢市内の病院、武漢血液センター、中国科学院武漢ウイルス研究所、中国食品薬品検定研究員との協力の下で行われたという。

同社はまた、専門家の見解として「大部分の新型コロナウイルス肺炎患者は回復後、体内に新型ウイルスをターゲットとする特異性抗体が生成され、ウイルスを殺す。現在、ワクチンや特効薬の治療ができない状況において、血漿製剤を用いるのが最も有効な方法であり、重篤患者の致死率を大幅に低減することができる」としている。

そして、この治療をより多くの患者に施すために、同社は新型ウイルス肺炎からの回復者に血漿の提供を呼び掛けている。条件は、新型ウイルス肺炎から回復し、退院後の健康状態が良好な18〜60歳の人とのことだ。(翻訳・編集/川尻)