中国で新型コロナウイルスによる肺炎に感染した患者を治療するために設置された臨時病院の一部では、患者らをリフレッシュさせるためにさまざまな工夫が施されている。14日付で中国メディア・人民日報が伝えた。

湖北省武漢市のある臨時病院では、患者にテレビや映画、本といったコンテンツが提供されているほか、毎日夕方には軽症状の患者らを対象にした「広場ダンス」の時間が設けられている。「広場ダンス」とは、主に中高年の男女が広場に集まり音楽を流して踊るもので、中国の各地で見られる光景だ。

ユーチューブで公開された動画には、防護服姿の医療スタッフらとマスクを着用した患者らが入り乱れ、軽快な音楽に合わせて思い思いに踊る様子が映っている。

ネット上には「患者たちの休息を妨げるのでは?」との懸念の声も上がっているが、病院側は「適度な運動は病気の回復に役立つ。同時にストレスも軽減することができる」との見方を示しているという。

医療スタッフは取材に対し、「いろんな方法を通して、患者さんたちに『時間があっという間にたった』と感じてもらいたいです」「患者さんの笑顔を見ることができたら、それは素敵なことです」などと語った。

ユーチューブの動画には、「入院生活は大変だと思うけど、楽しい気持ちを忘れないで」「前向きな姿勢で病気と闘ってください!患者さんたちが早く退院できますように」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/岩谷)