2020年3月24日、人民日報は、東京五輪・パラリンピックについて安倍晋三首相が最大で1年の延期を国際五輪委員会(IOC)に提案し、受け入れられたことを伝えた。

安倍首相は24日のぶら下がり会見で、IOCのバッハ会長と電話会談を行ったことを明らかにし、「現状を鑑み、アスリートがベストの状態で参加できるようにするため、東京五輪・パラリンピックを最大1年延期することを提案したところ、バッハ会長から100%同意するとの回答を得た」と語った。

中国のスポーツメディア・新浪体育は24日、IOCが発表した声明で、聖火を日本に留めておくこと、開催が来年にずれ込んだ場合も「TOKYO 2020」の名称をそのまま用いることを発表したと紹介している。

事実上、東京五輪・パラリンピックの延期が決まったことについて、中国のネットユーザーは「安全第一。みんな来年の五輪に向けて頑張ろう」「みんなにとっていい英断だと思う」「アスリートを守る正しい選択だ」「歴史の証人になった気がする」など、判断を歓迎するコメントを寄せた。

また、「安倍さんよ、『時を知る者は俊傑なり』だ」「安倍さん、老けたね。涙袋を見ると、ここ何日かちゃんと眠れていないんだろうなって気がする」「発表した後に、安倍さんもほっと一息ついたはず」など、これまで現状を認識しつつも立場上「予定通りの開催」という姿勢を崩さなかった安倍首相を気遣うユーザーも見られた。

さらに、「2020年は本当に歴史の1ページに刻み込まれる1年になったなあ」「2021年に2020年東京五輪開催って、数年後には歴史科目の『引っかけ問題』に使われそう」「いっそのこと2022年に『東アジア五輪の祭典』と銘打って北京冬季五輪と東京五輪を一緒にやったらいいのに」といった感想も出ている。(翻訳・編集/川尻)