2020年3月26日、中国メディアの環球網は、世界保健機関(WHO)が中国を称賛していることに対する米ウイルス専門家の回答について紹介する記事を掲載した。

記事は、3月25日にホワイトハウスで行われた新型コロナウイルスの流行状況の説明会で、感染症の専門家であるアンソニー・ファウチ氏(米国立アレルギー感染症研究所所長)が記者から「WHOが新型コロナウイルス対策における中国の透明度と指導力を称賛していることについてどう思うか」との質問を受けたと紹介。これに対してファウチ氏は、「この点については評価できないし、私自身の見方というのは特にない。そもそもあなたの質問の意味が分からない」と回答したと伝えた。

その後、新型コロナウイルスは季節性の伝染病となり得るのかとの質問が出た際、ファウチ氏は「私はその可能性があると考える。新型コロナウイルスの感染が南半球の国で爆発的に増加するなら、われわれは第二波のための準備をする必要がある」と回答した。

記事は、トランプ大統領が少し前に行った記者会見で、新型コロナウイルスに関連して「陰謀論」を述べた際、背後にいたファウチ氏が顔を覆う姿が話題になっていたと指摘。その理由について問われたファウチ氏は、ノーコメントと回答していたと伝えた。(翻訳・編集/山中)