2020年4月29日、中国メディアの海外網は、米大統領補佐官が「偽の粗悪な検査キットを提供した」と指摘したことに対する中国報道官の反論を掲載した。

記事は、ナバロ米大統領補佐官が最近、「中国が提供した新型コロナウイルスの検査キットは低品質、偽造品」と述べ、「中国は医療物資をため込み、暴利を得ている」と主張したことに対し、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が29日にツイッターで反論したと紹介。その内容を伝えた。

華報道官はその中で、「著名なナバロ氏が言ったのか?偽の検査キット?個人の防護用品を吸い上げている?」と連続して疑問を投げ掛けた。続けて華報道官は事実を挙げて反論を展開したと記事は紹介。「中国は米国食品医薬品局(FDA)と良好なコニュニケーションを保持しており、輸出物資が米国の品質基準に合格していることを保証している。3月1日から4月24日までに中国は米国へ約35億枚のマスクと3億双の手袋、5800台以上の人工呼吸器を提供した」と指摘した。

記事によると、華報道官のこの反論ツイートに対し、ネットユーザーからは「(米国は)愚かな芝居をやめるように」「中国はこれまでもずっと何もやましいことはしていない」「西側は自己中心、傲慢、偏見が習慣となっているので、今のこの制御不能な状態になった」「中国は感染拡大を防ぐために多大の犠牲を払い、全力で他の国を助けている。しかし世界大国(米国)は人を非難し中傷している。これはまさに天と地の違いだ」などのコメントが寄せられたという。

記事は、ナバロ米大統領補佐官による中国を非難する発言に対し、中国商務部の報道官も28日、「ナバロ氏の発言には何の根拠もなく、極めて無責任な発言だ」と反論していたことを紹介。中国はFDAと良好なコニュニケーションを保持しており、輸出物資が米国の品質基準に合格していることを保証していることを再び指摘した上で、「中国はすでに数千万人分の新型コロナウイルス検査キットを輸出し、国際社会から幅広く称賛されている。米国の購入者や使用者から検査キットの品質に問題があったとのフィードバックは受け取っていない」と伝えた。(翻訳・編集/山中)