2020年5月5日、環球網は、新型コロナウイルスの感染拡大により閉園している動物園で、動物たちが「困惑」していると報じた。

記事は、ロシアメディアの報道として、客足が途絶えたロシア国内の動物園の現状を紹介。ヴォロネジ動物園の副園長が「隔離措置によって寂しくなった。サルやトラといった人気者をはじめとする動物たちは、遠くを眺めて飼育員がやってくるのをじっと待っている。見つけると柵の最も離れたところから駆け寄ってくる」と語ったことを伝えた。

また、エカテリンブルクにある動物園の関係者も「動物たちは愛撫(あいぶ)されることに慣れている。馬から鴨、白鳥に至るまで人を恋しがって、駆け寄ってくる」と語り、レニングラード動物園の広報担当者も「アルパカは人間がどこに行ってしまったのか分からないでいる。隔離措置が始まった日には、柵の前で首を伸ばして周囲を見回していたが、客が来ないことに絶望して離れていった。池のニシキゴイも困惑しているようだ」と話したことを紹介している。

記事は、新型ウイルスの影響で人影が途絶えたことで、これまで当たり前のように人間と付き合ってきた動物たちが寂しさや困惑を覚えているとともに、動物園の経営にも大きな影響が出ているとし、動物園の関係者がチケット収入がない状況で新たな資金源の獲得を模索していると伝えた。(翻訳・編集/川尻)