靖国神社(東京都千代田区)内のトイレで4日、「武漢の人を皆殺しにする」との落書きが見つかったことについて、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は6日、「日本のSNS上では『やってはいけない』と批判する声が上がっている」と報じた。

記事はまず、日本の複数のメディアの5日付報道を引用し、「靖国神社の公衆トイレで4日午後、中国の武漢を中傷する落書きが発見された。警視庁は、器物損壊などの疑いを視野に捜査している」「警視庁麴町署員によると、4日午後5時ごろ、靖国神社敷地内の男性公衆トイレの壁に、『武漢の人を皆殺しにする』などと武漢の人を明確に差別する内容の落書きがあるのが見つかった。神社からの通報を受けて駆けつけた署員が敷地内の別の男性トイレでも同様の落書きがあるのを見つけた」「落書きは黒いフェルトペンのようなもので書かれていた。武漢の人を皆殺しにするといった内容のほかに、著名な作家の名前も書かれていた。麹町署は防犯カメラを調べるなどして、落書きした人物の特定をすすめている」と伝えた。

その上で、「日本のSNS上では、多くのネットユーザーがこの問題に不満を表明している」とし、「公共物に落書きするのは良くない。しかも武漢の人々は新型コロナウイルスの被害者なのだから中傷すべきでない」「殺すべきなのはウイルスだ。新型コロナウイルス対策の正念場を迎えた時期にやってはいけない行為。早く犯人を捕まえて」などの声が上がっているとした。(翻訳・編集/柳川)