2020年5月7日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、新型コロナウイルス発生源を調査するためにWHO(世界保健機関)が中国訪問を望んでいることについてコメントした。

華報道官は7日に行われた同部の定例記者会見で、日本メディアの記者から「WHOが新型ウイルス発生源の調査をするために専門家からなる代表団を中国に再派遣しようとしているが、中国政府としてどう考えるか」との質問を受けた。

この質問に対し華報道官は「問題の遡及は科学的な問題であり、科学者や専門家にゆだねて十分な科学的論証の下で判断してもらう必要がある。わが国はWHOと密接かつ良好な意思疎通を保ち続けてきた。引き続きWHOに協力し、ともに新型ウイルスに対処していく」とコメントした。

また、インドメディアの記者から「国連常駐の中国政府関係者や華報道官の態度から、中国としてはWHOの調査に原則として反対していないとの認識でよいのか」と質問されると、「わが国はこれまでWHOの作業に反対すると言ったことはなく、支持し続けている。われわれは引き続きオープンで透明な、責任ある態度にてWHOと協力していく」と述べるとともに、「わが国が反対しているのは、米国など一部の国がウイルスの遡及調査を政治化しようと企てていることだ」と語った。(翻訳・編集/川尻)