中国のスポーツメディア・新浪体育によると、中国広東省で5日に行われたアマチュアサッカーの試合で100-3という驚きのスコアが記録された。

記事によると、このスコアが記録されたのは同省呉川市覃巴鎮で行われたサッカー大会の3位決定戦。大敗を喫した蔡屋足球チームは、前日の準決勝の試合で審判に不利な判定を下されたことに不満を抱き、故意に失点を重ねたようだ。

蔡屋足球チームは準決勝の試合後、相手ゴール前で明らかに倒されたにもかかわらず審判がファウル(反則)を取らなかったこと、PK戦で蔡屋足球チームのGKがシュートをセーブしたもののキッカーが蹴る前にGKが動いたとしてやり直しとなったことを挙げて抗議。覃巴鎮サッカー協会はPK戦での判定が誤りであったことを認めたものの、試合結果は変更せず、蔡屋足球チームは決勝に進むことができなかった。

100-3というスコアを受け、呉川市サッカー協会は6日に声明を発表。「極度の不満と怒りを感じる」とし、「呉川市のスポーツのイメージを著しく損なうものだ」と批判した。そして、主催者や関係者から事情を聞くとともに、仮に賭博などの疑いがあれば警察に届け出るとの方針を示した。

中国サッカーをめぐってはこれまでにも、プロアマ問わず八百長や賭博、暴力的なプレー、審判の能力などが問題視されてきた。新浪体育の記事は、「今回の件は草サッカーの1試合にすぎないとはいえ、中国サッカーの汚さ、粗雑さ、質の低さを全方位的に表すものだ」と断じ、「類似のとんでもないスコアやネガティブなシーンは、過去のユース世代のリーグ戦でも見られた。歪んだ風潮を正さない限り、こうしたことはプロリーグにまでゆっくりと延焼していくだろう」と警鐘を鳴らしている。(翻訳・編集/北田)