江蘇省南京市警察はこのほど、SNSの公式アカウント(平安南京)を通じて、前途を悲観して猫いらずを服用したが「何も起こらなかった」と販売側に抗議した男性がいることを知り、男性に病院に行くように説得して成功したと発表した。警察官は「サプリじゃないんだから…」などと男性に訴えたという。

男性の居住地などは明らかにされていない。発表によると、男性は生活が貧困で母親にも先立たれたなどで人生に自信を失い、自殺を考えたという。インターネットのECプラットフォームを通じて「猫いらず」100グラムを購入した。

男性はさらに、販売側に「服用したが、効果がなかった」と抗議した。自殺願望の男性がいることを知った警察は、警察官を商品の発送先に急行させた。

男性が住む部屋に到着した警察官は、ベッドに横たわる男性に事情を尋ねた。男性は猫いらずを購入して服用したことを認め、「まだ何の効果もありません」などと説明した。警察官は「サプリならたくさん飲んでも構わないが、猫いらずなんか飲んじゃだめだ」などと言い、「発作が起こるかもしれないから病院に行こう」と男性を説得した。

警察官はさらに、「人生のうち、十中の八、九は思うようにならないものだ」「挫折してこそ成長のきっかけがある」「希望を捨てちゃいけないよ」などと男性を粘り強く説得して、病院に行くことを同意させたという。

同件は中国メディアの万家資訊が2020年6月22日付で、看看新聞が25日付で取り上げたことなどもあり、さらに多くの人が知ることになった。(翻訳・編集/如月隼人)