2020年6月29日、中国の大学の卒業式で「日本からの留学生」が中国ネイティブ同様、しかもテレビのアナウンサーのようなきれいな中国語でスピーチしたことが微博で紹介され、ネットユーザーが騒然となった。

中国経済網の微博アカウントは29日、中国伝媒大学が先日実施したクラウド卒業式にて「日本からやってきた留学生・京盛さん」がなまりのない「アナウンサーボイス」で日中友好についてスピーチを行ったとし、その様子を撮影した動画を掲載した。

同大学は中国屈指のメディア系大学であり、前身は1954年創設の中央広播事業局(放送事業局)の技術者訓練講座。59年に北京広播学院となり、2004年に現在の校名に変更された。これまでに数多くのアナウンサー、キャスター、歌手、俳優を輩出してきた。

「日本人の京盛さん」による、まるでアナウンサーのようなスピーチについて、中国のネットユーザーは「中国人の自分よりも発音が上手!」「なんてこと!上手すぎるよ!自分が恥ずかしい」「スピーチを(中国人が)アテレコしたのかと思った」「自分の周りにいる日本人とは比べものにならないほどすごい」「日中平和友好の使者だね」「ものすごい優秀だ」といった感想を残している。

一方で、「これは中華系日本人である可能性が極めて高い」「顔立ちが日本人っぽくない」「大学受験のために国籍を変えた受験移民じゃないか」「日本に京盛なんて苗字の人はほとんどいないぞ」と疑問を呈するユーザーも少なからず見られた。

なお、紹介された「京盛さん」は苗字ではなく何京盛さんという名前で、2018年には孔子学院(中国語や中国文化の教育を行う機関)主催の「漢語橋」の外国人アテレココンテストに出場している。ネイティブ並みの中国語を話す素養はもともと持っていたようだ。(翻訳・編集/川尻)