独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは2日、中国とインドの対立をめぐる最新の動きについて伝えた。

記事はまず、中国とインドの国境近くの係争地で両軍が死傷者を出した問題で、両国の軍司令官による3回目のハイレベル協議が行われたことを紹介。インド軍当局者が1日、「両国は領土問題をめぐる1カ月に及ぶ対立を緩和しようとしている」とした上で、段階的な緊張緩和の必要性を強調したことを伝えた。

また、中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官も、「双方は、最前線の部隊が有効な措置を取り、接触を絶ち国境情勢を緩和することにおいて前向きな進展が得られた」と述べたことを伝えた。

一方で、「インド当局による反中国の措置は拡大を続けている」とし、インドのニティン・ガドカリ道路交通・高速道路相が、「インドは、中国企業による高速道路プロジェクトへの参加を許可しない。中国人による中小零細企業への投資も許可しない」と述べたことを取り上げた。

さらに、インド政府が、インドの主権や安全、個人情報を脅かしているとして、動画共有アプリのTikTok(ティックトック)や短文投稿サイトの微博(ウェイボー)など59の中国製モバイルアプリの使用を禁止すると発表したことに関連し、ウェイボーが、インド大使館の要請に応じて、20万人以上のフォロワーがいる同国のモディ首相のアカウントを閉鎖したと発表したことを伝えている。(翻訳・編集/柳川)