インド洋の島国モーリシャスの南東部の海岸にイルカ18頭が打ち上げられ、その後死亡した件について、中国誌・三聯生活週刊は27日、現地の住民から日本の貨物船が原因ではないかとの声が上がっていると伝えた。

現地では26日から続々とイルカが岸に打ち上げられ、その数は18頭に上った。打ち上げられた時点ではまだ生きているイルカもいたが、その後全頭が死んだという。

三聯生活週刊の記事は、「イルカ死亡のニュースにモーリシャスの人々は怒っている」とし、「多くの人々はイルカの死亡を当然のように日本の貨物船座礁による重油流出事故と関連付けて考えている」と伝えた。モーリシャス沖では先月25日、日本の商船三井が運航する貨物船「わかしお」が座礁、約1000トンの燃料が漏れだす事故が起き、生態系への影響が懸念されていた。

記事は一方で、現地当局が現在のところイルカの皮膚や口腔内などから燃料は検出されていないとして、座礁事故との関連性はないとの見解を示していることも伝えている。

中国のネット上では、捕鯨やイルカ漁などと絡めて日本がまたしても海洋生態系を破壊したとの批判が殺到しているが、一部には「現地当局は関連性はないと言ってるじゃないか」「詳しい調査結果が出るまでは適当なコメントは控えよう」など冷静な声も出ている。(翻訳・編集/北田)