〔西之島〕約11ヶ月ぶりに噴火発生 ごく小規模ながら大きな噴石飛散も(7/13)

気象庁地震火山部は13日02:00、小笠原諸島西之島の「火山の状況に関する解説情報 第2号」を発表しました。

海上保安庁によると、付近を哨戒飛行中の航空機が12日12:24頃、西之島の火口付近から茶色の噴煙が上がっているのを確認し、14:00頃と16:00頃に実施した上空からの観測では、大きな噴石が火口から400m程度まで飛散しているのが確認されました。
気象衛星ひまわりの観測によると、西之島の輝度温度に大きな変化は認められないことから、溶岩が流出するような活動には至っていないと考えられますが、今後の火山活動の推移に注意が必要です。

気象庁は、6月20日に発表した火口周辺警報(火口周辺危険)を継続し、火口から概ね500mの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

■西之島 火山活動の経過
<2013年>
・11/20 10:20頃、海上自衛隊が噴煙を確認。その後の海上保安庁の観測で、西之島の南東500m付近の海上に長径約300m、短径約200mの新島が出現し、噴火していることを確認。
     気象庁は18:20、火口周辺警報(火口周辺危険)を発表。
・12/26 海上保安庁の観測で、新島の北側に延びた溶岩流が西之島と接続し、両島が一体となったことを確認。

・以降も活発な噴火、溶岩流の流出による島の拡大継続。

<2014年>
・05/21 新たに形成された陸地の面積は噴火前の西之島の約4倍の約0.9平方キロに。
・06/03 気象庁は18:00、火口周辺警報(火口周辺危険)から火口周辺警報(入山危険)に引上げ。
・06/11 気象庁は14:00、火口周辺警報(入山危険)を継続発表。周辺の海底で噴火が発生する可能性も引き続き考えられるとして、島の中心から概ね6km以内で警戒呼びかけ。

<2015年>
・02/24 気象庁は18:00、火口周辺警報(入山危険)を切替発表。島の中心から概ね4km以内で噴火に警戒呼びかけ。

・11/17 海上保安庁の観測で、噴火、火砕丘の南西山腹にある溶岩流出口からの流出継続も、火砕丘北側からの溶岩流は停止。
・11月下旬 噴火および溶岩流出の停止を確認。

<2016年>
・02/17 気象庁は18:00、火口周辺警報(入山危険)を切替発表。火口から概ね1.5kmの範囲で大きな噴石に警戒呼びかけ。

・5月頃から地殻変動観測で火口周辺の沈降と考えられる変動を確認。6月には火山ガスの放出量の低下も確認。
・08/17 気象庁は15:00、火口周辺警報(入山危険)から(火口周辺危険)に引下げ。火口から概ね500mの範囲で警戒呼びかけ。

<2017年>
・02/14 気象庁は18:00、火口周辺警報(火口周辺危険)から噴火予報(活火山であることに留意)に引下げ。

・04/20 14:00過ぎ、海上保安庁が噴火を確認。19日夜から気象衛星ひまわりにより、島付近で周囲に比べて温度の高い領域を確認。
     気象庁は16:25、火口周辺警報(入山危険)に引上げ。火口から概ね1.5kmの範囲で大きな噴石に警戒呼びかけ。

・08/24 海上保安庁の観測で、流出していた溶岩の先端の高温部が確認されなくなり、溶岩流の海への流出停止。2016年の測量時からの拡大幅は西側約380m、南西側約310mで、島の総面積は約3.0平方kmに。

・8月中旬以降、海底地震計による観測結果などから噴火は確認されておらず、気象衛星ひまわりによる観測でも、島の地表面温度は周囲と変わらない状態に。

<2018年>
・06/20 気象庁は18:00、火口周辺警報(入山危険)から火口周辺警報(火口周辺危険)に引下げ。火口から概ね500mの範囲で警戒呼びかけ。


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