秋から冬にかけておいしいカボチャには、免疫力を高める効果のあるβカロテンやビタミンA、ビタミンCなど、寒い季節にも嬉しい栄養がいっぱい。そんなカボチャをたくさん食べるなら、デザートにしてみるのも一考です。プリンならけっこう簡単に作れますよ。

写真は〈左〉@mai.non81さん〈右〉@satomiwa.kさん。

カボチャ甘味は、熟することでデンプンが糖に変わったもの。この独特な甘さを思い切り味わうには、プリンにするのがおすすめ。

ティラミス風カボチャプリン
バターナッツカボチャを使えば
砂糖控えめのヘルシーなプリンが作れます

@satomiwa.kさんの投稿より。【作り方(4人分)】① 粉ゼラチン5gを水に振り入れてふやかしておく。② 加熱したバターナッツカボチャ150gをマッシュし、サワークリーム50gとよく混ぜる。③ 豆乳200mlにきび砂糖15gを加えて混ぜ、人肌程度に温めておく。④ ゼラチンをレンジで20秒ほど加熱して溶かし、豆乳に加えて混ぜる。⑤ カボチャクリームに豆乳液を少しずつ加えて混ぜ合わせる。⑥ カップに注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固める。⑦ マスカルポーネチーズ100g、きび砂糖10g、ココアパウダー3g、エスプレッソソース15gを全て混ぜ合わせて、マスカルポーネクリームを作り、冷やし固めたプリンの上にのせて完成。

ブログでヘルシー料理を紹介している@satomiwa.kさんは、カボチャでティラミス風プリン。「ポイントは、甘味の強いバターナッツカボチャを使うこと。砂糖の量が少なくても、カボチャの甘味だけで甘く仕上がります。盛り付けたときにプリン風に見えるよう、カラメルの代わりにココアパウダーを使用したマスカルポーネクリームをのせました。マスカルポーネクリームに使うエスプレッソソースがなければ、メープルシロップでも代用できますよ」

丸ごと坊ちゃんカボチャプリン
可愛い見た目に子供にも大人気!
皮まで残さず食べるから栄養も満点です

@mai.non81さんの@mai.non81より。【作り方(2人分)】① 坊ちゃんカボチャ1個をよく洗っておく。② 洗ったカボチャをラップでくるみ、レンジで600w、5分ほど加熱。③ カボチャの上部1/3をカットして中身をくりぬく。④ くりぬいたカボチャを熱いうちに裏ごし。⑤ 牛乳150cc、生クリーム50ccを鍋で沸騰直前まで加熱し、ふやかしておいた粉ゼラチン6g、きび砂糖30gと共に入れる。⑥ 裏ごししたカボチャに少しずつ⑤を加えながら混ぜる。一気に入れるとダマになりやすいので注意。⑦ 坊ちゃんカボチャの器に⑥を流し入れて、冷蔵庫で冷やして完成。

坊ちゃんカボチャとは、手の平サイズの可愛い見た目のミニカボチャ。糖質が多く、強い甘味がありつつも、ホクホクとした食感があるのが特長です。栄養価も高く、一般的な栗カボチャよりもタンパク質やβカロテンが豊富。管理栄養士の@mai.non81さんは、そんな坊ちゃんカボチャを丸ごと使用。「可愛らしいサイズの坊ちゃんカボチャをそのまま使いたくて、中をくりぬいて外側を食べられる器にしたプリンにしました。皮まで食べられて栄養も満点です。坊ちゃんカボチャの特長である甘味を堪能できるように、加えた砂糖は少なめ。クリームを入れてまろやかに仕上げました。カボチャをくりぬくときは、少し厚めに残しておくと、器の破れ防止になるしプリンとカボチャそのものの2通りを味わうことができます。子供たちもおいしいと言って皮ごと食べていましたよ」

スパイシーカボチャプリン
甘さとスパイスを調整すれば
酒の肴にも、デザートにもなります

@sana_miyazonoさんの投稿より。 【作り方(4人分)】① グラニュー糖80g、水大さじ 3を鍋に入れ中火にかけ、カラメルを作る。余熱で焦げ茶色にしたら、熱湯大さじ 2を加えて型に流す。② 種と皮を除いたカボチャ400gを1㎝くらいに切り、600wのレンジで9分加熱。③ フードプロセッサーにカボチャ、豆乳500cc、砂糖80gを入れて混ぜる。④ 卵5個をボウルにときほぐし、③とシナモン、ナツメグを混ぜ、ざるでこしながらの①の型に流す。⑤ 170℃に予熱したオーブンに入れ、天板に熱湯を注ぎ120分焼く。⑥ 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。

JOPHダイエットアドバイザーの@sana_miyazonoさんが作ったのは、スパイシーなプリン。大好きなブロガーのツレヅレハナコさんのレシピを参考にして作ったそうです。「ブログを読んでいて、おいしそうだったので作ってみました。シナモンとナツメグを入れることで、スパイシーさと甘さが融合して癖になる味ですよ。ツレヅレハナコさんのプリンは、ワインのおつまみとして作っているため、かなりスパイシーでプリン自体はかなり甘さが控えめのようですが、私はデザートとして食べたかったので、カラメルソースを加えて、さらにバニラアイスを添えました。仕上げの甘さは好みで変えてもベースがしっかりしているのでおいしくいただけますよ」

前菜カボチャプリン
ベーコンの塩味も利いた
イタリア仕込みのお食事プリン

@grazie_a_tutti_jp_netさんの投稿より【作り方(4人分)】①カボチャ400gの皮とタネを取り除き5㎜ほどにスライス。②クッキングペーパーに並べ、塩コショウとオリーブオイルを軽くかけ180℃のオーブンで15分ほど焼く。③オーブンから取り出し常温で冷まし、冷ましたカボチャ、卵2個、粉末パルメザンチーズ80g、ナツメグと塩コショウに少量ずつ牛乳を加えクリーム状になるまで混ぜる。④厚切りベーコン2枚を5㎜大にカットし、フライパンで軽く炒める。⑤直径9㎝の耐熱カップの内側にバターを塗り、④を入れ、その上に③で作ったカボチャクリームを入れる。⑥深さのあるオーブンプレートにお湯を入れ、カップを並べ、160℃に予熱したオーブンで約20分加熱。⑦常温で冷ましたら盛り付け、カットしたトマトを飾って完成。

30年以上イタリアで食に関わる仕事をし、現在は日本で料理教室も開くいているワイン料理研究家@grazie_a_tutti_jp_netさんが紹介してくれたのは、陽気なイタリアママに教わったという一品。「カボチャプリンは、日本ではスイーツですが、イタリアだと前菜やパスタの代わりとして食べるんです。このプリンも食事に合う味付けで、カボチャの甘味とベーコンの塩味がマッチしておいしいですよ。イタリアにいた頃のように、カボチャプリンを前菜として、トマト系のパスタやサーモンのパイ生地包みと一緒にいただいています。余ったカボチャのクリームを食パンに塗り、さらに砂糖をかけてオーブントースターで焼いてもおいしいですよ」

簡単ミキサープリン
時短で作るカボチャプリンだけど
意外と濃厚でおいしい!

@o.hana84さんの投稿より。【作り方(4人分)】① 粉ゼラチン8gを水に入れておく。② 皮をむいたカボチャ約350gを適当な大きさに切り、耐熱容器に入れレンジで柔らかくなるまで加熱。③ ①のゼラチンをレンジ500Wで20〜30秒加熱して、滑らかになるまで溶かす。沸騰させないよう注意!④ 柔らかくなったカボチャ、砂糖80g、牛乳250ml、ゼラチン8g、お好みでバニラエッセンス適量をミキサーに入れ、なめらかになるまで混ぜる。⑤ プリンカップに注いで、冷蔵庫で冷やし固めたら完成。

お菓子作りが大好きな@o.hana84さんがミキサーで作る簡単カボチャプリン。家族にも好評で、実家に寄る際に手土産として持っていくこともあるそうです。「ミキサーに入れて混ぜるだけの簡単レシピです。カボチャペーストのようなクリーミーな口当たりが特徴で、牛乳を半量ほど生クリームに置き換えると、さらに濃厚な味わいのになりますよ。素材の味がストレートに伝わってくる、カボチャ好きにはたまらないプリンだと思います。カラメルソースや生クリーム、お好みでシナモンを添えるとおいしくいただけます」

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寒くなってからが旬のカボチャですが、収穫されるのは実は夏から初秋。収穫したばかりのカボチャは甘味が弱く、1カ月ほど寝かせることでおいしい甘さが加わるそうです。そうやってしっかり熟したカボチャ独特の甘味を、自家製スイーツで堪能してみませんか?