ドル110円半ば、米朝首脳会談延期を警戒

ドル110円半ば、米朝首脳会談延期を警戒

[東京 23日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点からドル安/円高の110円半ば。トランプ米大統領が米朝首脳会談の延期に言及したことなどが背景となり、リスク回避の動きが強まった。早朝のトルコリラ急落も市場に警戒ムードを与えたという。

東京市場のドル/円に動きがあったのは午前10時過ぎ。それまで推移していた110円後半から急速に下げ足を速め、11時前には110.42円まで下落。昼過ぎに110.38円まで下げ幅を広げた。

円急伸に直接的な手がかりは特段なかったが、同じ時間に日経平均や米国株先物も売られており、市場では短期筋が仕掛け的な売買に動いた可能性を指摘する声が出ている。

首脳会談延期の公算が浮上する中で「日経平均が2万3000円台を維持できなかったこともあり、ファンド勢がリスクオフムードに乗じる形で、一転して株売りに動いた」(トレーダー)という。日経平均は一時、300円超の下げとなった。

<トルコリラ急落、個人が損切りか 逆張りが裏目>

早朝のトルコリラ急落も市場心理の悪化を通じ、株安や円高を後押しする一因となった。

リラは日本時間午前7時8分から突然下げ始め、同14分までの6分間で23円後半から前半へ1円弱急落。対ドルでも同じ時間帯に4.6リラ後半から4.8リラ半ばまで一気に売られた。

市場では、海外市場の参加者が少なくなった日本時間早朝の急落は、日本の個人投資家が設定していた損失確定のリラ売り/円買い注文が発動されたためではないかとの声が出ている。

リラは前日海外市場でも軟調展開が継続。対ドル、対円ともに過去最安値を更新していた。

外為どっとコムによると、同社顧客のトルコリラ買い持ちは、急落前の22日海外市場終了時点で16万枚強。昨年11月以来半年ぶりの低水準だが、3月のピーク21万枚強から約2割減少した程度にとどまっており、依然高水準だった。

リラが連日過去最安値を更新し続ける中で、日本の個人投資家が挑んだリラ買い/円売りの逆張り戦略が裏目に出た形だ。

ドル/円<JPY=>   ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 110.49/51 1.1760/64 129.97/01

午前9時現在 110.72/74 1.1785/89 130.52/56

NY午後5時 110.88/91 1.1778/80 130.60/64

(為替マーケットチーム)

関連記事

ロイターの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

経済 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

経済 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索