ソフトバンク、独ワイヤーカードに5.6%出資へ 転換社債取得通じ

ソフトバンク、独ワイヤーカードに5.6%出資へ 転換社債取得通じ

[ベルリン 24日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>は、ドイツの決済サービス企業ワイヤーカード<WDIG.DE>に5.6%出資する。ワイヤーカードが24日に明らかにした。

発表によると、ソフトバンクはワイヤーカードがソフトバンクだけを対象に発行する期間5年の転換社債9億ユーロ(10億1000万ドル)相当を取得する。

発表を受け、ワイヤーカード株は10%急伸。アナリストは、今回の投資がワイヤーカードに対する「信任票」であり、同社のアジア事業拡大につながると指摘している。

転換社債は5年後にワイヤーカード株692万株(現時点で発行済み株式の約5.6%に相当)に転換できる。転換価格は1株130ユーロで、前日終値に5%のプレミアムを上乗せした。

転換社債の発行については、6月18日の株主総会で投票を行う。

ワイヤーカードは1999年の設立。電子商取引を背景とするデジタル決済の世界的な拡大が追い風となっており、昨年、コメルツ銀行に代わってドイツの優良株で構成するDAX指数に採用された。

ワイヤーカードとソフトバンクは、デジタル決済分野での戦略的提携に調印したことも明らかにした。

ソフトバンクは提携の一環として、ワイヤーカードの日韓進出を支援する。ソフトバンク傘下のデータ解析、人工知能(AI)、デジタル金融サービス分野の企業と連携する機会も提供する。

ソフトバンクの広報担当者は「ワイヤーカードは、デジタル決済での先駆的な革新で大きな実績を持ち、現代の消費者行動を変革する最前線に立ってきた」と指摘。ソフトバンクのグローバルな技術ポートフォリオの中で、この技術を新しい市場や分野に大規模に展開する大きな可能性を見いだしている」と述べた。

*内容を追加しました。


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