フェイスブック仮想通貨、事前の条件整備必要=英中銀総裁

[ロンドン 20日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は20日、米フェイスブック<FB.O>の仮想通貨(暗号資産)計画について、規制のない無秩序なソーシャルメディア業界を模範と考えるべきでないとの認識を示し、くぎを刺した。

演説予定原稿で「英中銀は(仮想通貨の)『リブラ』に先入観を抱かない姿勢だが、門戸開放というわけでもない。ソーシャルメディアと異なり、リブラのような技術革新に関与する条件を導入前に整備する必要がある」と述べた。

リブラがフェイスブックの計画通り実現に近づけば、英中銀や世界中の金融規制当局が強い関心を示すシステム上重要な決済システムに位置付けられるとの認識を示した。

競争を促進して「新規ユーザーが対等な条件でできる」真に開かれたプラットフォームを確保することや、消費者保護、資金洗浄対策で厳しい基準を満たす必要性を指摘した。

また、英中銀が将来的に、ノンバンクにオーバーナイトの預金を認める可能性も示唆。「アクセス拡大に伴い、金融政策が波及しやすくなり、競争を促進する可能性がある」と述べた。

このほか、気候変動リスクに対する英金融システムの健全性審査(ストレステスト)を2021年に行う方針も表明した。

<英財務相、規制当局間の連携向上呼び掛け>

カーニー総裁と共にハモンド財務相も演説に臨み、国内金融サービスに関する自らのビジョンを示す。

演説原稿の抜粋によると、国内規制当局間の連携向上を直ちに目指す考えを表明。「支配的なプレーヤーであり続けるには、英国はロンドン市場が常日頃行ってきたことを実行する必要がある。進化しなければならない」と述べ、欧州連合(EU)離脱後、金融サービスはより世界に焦点を当てることが必要となる可能性も指摘した。


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